「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2013/02/13

文明

なんだか早起きしてしまった。 水曜日はお弁当作りも休みなので、余裕のある朝。 出勤してお仕事。水曜日は常にやや不調。

昼食は近所の洋食屋にて。 「ヨオロッパの世紀末」(吉田健一著/岩波文庫) の、ギボンが「衰亡史」を書き終わったときの話のあたりを読み返す。 「自分がしたいことをして、 それをするのが息をするのと同じく確かなことであるのでそれを生活と区別する必要がなくなり、 そういうことをするのも生活の一面だったところに何かが十八世紀のヨオロッパで完成したということが窺われる」か……。 吉田健一節であるなあ、そして、この直前のギボンからの翻訳もいい文章であるなあ、と思い、その勢いで 「ギボン自叙伝 ― わが生涯と著作との思ひ出」(E.ギボン著/村上至孝訳/岩波文庫) を最寄りの本屋で買ってしまう。 1943 年初版から改められていないため旧かな漢字なのが、味わい深い。

午後もやや不調気味に働いて、夕方退社。 帰宅して、お風呂に入って夕食の支度。 作り置きの惣菜で晩酌のあと、 メインは豚肉とキャベツのタイ風炒めものかけ御飯。