「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2013/04/03

道草

週の中日の水曜日なので、 道草的な勉強をする一日。 20 パーセント・ルールと言うほどでもないが、 水曜日は「道草」をすることにしている。 月曜日はぐったりしていて、火曜日はまだ火曜日かと思っていて、 水曜日は道草で、木曜日は明日は金曜日だぞと思っていて、 金曜日はそわそわしているので、 いつ仕事をしているのやら。

昼食のためにオフィスを出たら、外は丁度、嵐。 しばらく歩いたら凍えてきて、 他の店に行くつもりだったのに、スマトラカレー屋に漂着。 座ったとたんに出てくる、スープの温かさに惹かれて。 三省堂の古書市で 「濃紺のさよなら」(J.D.マクドナルド著/深町真理子訳/ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1004) を買って、オフィスに戻る。

「濃紺のさよなら」"The deep blue good-bye" はトラヴィス・マッギーものの第一作。 ちょっと検索したら、 オリバー・ストーン監督、レオナルド・ディカプリオ主演(もちろんトラヴィス・マッギー役) で映画化の計画があったようだ。 2011, 12 年あたりの公開を目指していたものの、進捗は思わしくなく、 昨年の春の時点では、ポール・グリーングラスが監督に興味を示していたとのこと。

午後も同じ調子で過して、夕方退社。 もう雨は止んでいたので、徒歩で帰る。 帰宅してお風呂に入ってから夕食の支度。 レタスと胡瓜とトマトのトスド・サラダ、 パンチェッタのカルボナーラ。 食後にチーズを少々と赤ワインを少し。 夜は静かに 「黄金の蜘蛛」(R.スタウト著/高橋豊訳/ハヤカワ・ポケット・ミステリ 177) を読んだり。