「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2013/08/30

五十年後のあとがき

今日も早起き。 朝から気温が高い。今日、明日は猛暑日らしい。 朝食のあと、サンドウィッチのお弁当を作って、出動。

昼休みにちょっと外に出たら、猛烈な熱風が吹きつけていた。 さすがフェーン現象。実際、午後の気温は体温を越えたらしい。 新刊書店で「ダンテ『神曲』講義」(平川祐弘著/河出書房新社)を買う。 この前のボルヘスの誕生日 8 月 24 日にボルヘスを読み返していたのが切っ掛けで、 ダンテの「神曲」に興味を持ち始めた昨今。 夕方退社して、素早く帰宅。

お風呂に入って、湯船の読書は「若い読者のための世界史」(E.H.ゴンブリッチ著/中山典夫訳/中公文庫)。 最終章「世界の分配」と、「五十年後のあとがき」。 最終章で、植民地獲得競争から第一次世界大戦の結末までを語り、 それでもなお希望を信じる言葉で一旦筆を置いた著者が、その五十年後に書いたあとがき。

湯上りに冷やした無花果を一つ、さらにポテトサラダの残りでビールを一杯だけ。 のち、素麺(錦糸卵、茗荷、生姜、大葉)。 夜はラテン語の勉強と、「神曲 煉獄篇」(ダンテ著/平川祐弘訳/河出文庫)など。