「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2013/11/26

玉葱の親子丼

どうやら風邪はひかなかったようだ。 いつもの朝食のあと、お弁当を作って出勤。 オフィスまで歩いて行く。今朝はかなり温かい。

夕方退社。帰宅して、お風呂に入ってから夕食の支度。 親子丼と言えば、玉葱を一切使わない伊丹流を信奉してきたのだが、 正直に言うと、やはり玉葱の甘みは捨て難い。 蕎麦通が死ぬ間際に、ああ一度でいいから思い切りつゆをつけて蕎麦を食いたかった、と言い残したという話もあることだし。

そんなわけで、今日は逆に、思い切り玉葱を大量に使ってみた。 玉葱を鶏肉と少なめのたれで蒸し焼き風に煮て、甘みを十分に引き出してから、溶き卵で半熟にとじる。 もみ海苔をして、菠薐草のひたしの小鉢を添える。 のち、チーズで赤ワインを一杯だけ。林檎を一つ。