「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2014/03/19

「物もらい」

朝はまだ温かく、猫なんて窓際でこんな調子。朝食とお弁当作りのあと出勤。外は思ったより寒い。

昼頃にオフィスで某社の TV 取材があるとのことだったので、邪魔にならないように、昼休憩を兼ねてしばらく退散。もういいかな、と思ってオフィスに帰ってきたら、会議テーブルを片付けたスペースで綺麗な女の子が靴ベラか何かで素振りをしていた。

夕方退社。外はまた冬。しかも明日は冷たい雨らしい。帰宅してまず風呂。湯船の読書は「コスモポリタンズ」(W.S.モーム著/龍口直太郎訳/ちくま文庫)より「真珠の首飾り」と「物もらい」を読む。この短編集は玉石混淆で、「真珠の首飾り」のように、書くことがない内に締切が来たんだろうなあと思った次に、「物もらい」のように、読後しばらく遠い目をして人生とは何であろうか、と考えてしまうような作品もあったりするのだが、それが良いメリハリになっているのかも。

夕食の支度。御飯を炊いている間に、網で焼いた油揚げで白ワインを一杯だけ。菠薐草のひたし、しらすに自家製ポン酢、卵かけ御飯、長芋のとろろ汁。食後に蜜柑を一つ。