「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2014/10/06

紅はこべ

朝から昼にかけ関東を台風が直撃。午前中は自宅待機して、台風が通過した正午頃に家を出る。途中で金華鯖の棒鮨を買って出社。

台風が通り過ぎたら、夏日。夕方退社。帰宅して風呂に入ってから夕食の支度。鶏砂肝と大蒜のオリーヴオイル炒め、韮玉、南瓜の煮付け、御飯、もやしの味噌汁。

何だか最近よく「紅はこべ」を目にするなあ、古典的名作とは言え今どうして、と思っていたら、NHK の連続ドラマで話題になった「赤毛のアン」の訳者村岡花子が「紅はこべ」も訳しているそうで、その花子版「べにはこべ」が再出版されたせいらしい。「ベルサイユのばら」ほど有名ではないが「スカーレット・ピンパーネル」も宝塚歌劇でよく上演されるし、やはり今も昔も女子、いや淑女はフランス革命に心魅かれるものらしい(ただし、王党派)。今日のベルサイユは大変な人出ですこと。

夜は「紅はこべ」(バロネス・オルツィ著/西村孝次訳/創元推理文庫)、「夏目漱石全集7」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「思い出す事など」。