「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2014/11/30

日曜日

珈琲、ヨーグルト。オリーヴの実とカッテージチーズのオリーヴオイル漬け、白ワインを一杯だけ、卵と葱の炒飯、蕪の味噌汁、珈琲。鶏腿肉のソテーに焦がしバターと白ワインのソース、マカロニサラダ、御飯、菠薐草と油揚げの味噌汁、蜜柑、落花生。

「二人のサード子爵」(B.デナム著/加地美知子訳/ハヤカワ・ミステリ 1487) 。「ミステリー風味 グルメの世界」(西尾忠久著/東京書籍)。「アナバシス」(クセノポン著/松平千秋訳/岩波文庫)。

2014/11/29

土曜日

朝は二週間に一度の定例、デリバティブ研究部会自主ゼミ。さすがに年の瀬らしく、所用や風邪で欠席する方が多く、参加者は三人だけ。のち、最近のスピーカーである F さんと二人で、牡蠣フライと刺身の定食ランチ。

帰宅してしばらく昼寝をし、本など読んでいるうちに夕食の支度の時間。落花生と白ワインを一杯だけ、目玉焼き、蒸しブロッコリー、蕪の糠漬、御飯、キャベツの味噌汁。

「二人のサード子爵」(B.デナム著/加地美知子訳/ハヤカワ・ミステリ 1487) 。「ミステリー風味 グルメの世界」(西尾忠久著/東京書籍)。「アナバシス」(クセノポン著/松平千秋訳/岩波文庫)。

2014/11/28

朝の浪曲

今日もまずまずの天気。朝早く目が覚めてしまって、ラジオをつけたら「浪曲十八番」。討ち入りには二週間ほど早いが、既に年の瀬らしく忠臣蔵もので、俵星玄蕃と夜鳴き蕎麦屋の十助。

昼休みに古書店で「日曜日は埋葬しない」(F.カサック著/中込純次訳/世界ミステリーシリーズ 643)を千二百円で買う。これはいい買い物をしたなあ、と思ってオフィスに戻ったら、P.D.ジェイムズ死去のニュース。94 歳とは驚いた。

夕方退社。近所で散髪をしてから、ハンバーガーショップでアボカドバーガーとビールの夕食をとって帰宅。

2014/11/27

小春日和

晴天。急に気温も上がって典型的な小春日和。

夕方退社。帰宅して風呂に入ってから夕食の支度。葱入りの卵焼き、焼き鮭、御飯、蕪の味噌汁。蜜柑を一つ。

夜の読書は「二人のサード子爵」(B.デナム著/加地美知子訳/ハヤカワ・ミステリ 1487)。

2014/11/26

猫用座布団

今日も一日、雨。しかし、さほどの寒さではない。一応、暖房設備の試運転をしてみたが、今年中は必要ないかも。とは言え、人間は大丈夫でも猫は寒がりらしく、隙あらば膝に乗ろうとするので、猫にホット座布団だけは導入してやった。これで猫は座布団の上の置物同然になっている。

夕方退社して雨の中を帰宅。夕食のメインは、豚肉とキャベツを酒と味噌と花椒で炒めるだけの手抜き回鍋肉。

夜の読書は「二人のサード子爵」(B.デナム著/加地美知子訳/ハヤカワ・ミステリ 1487)。

2014/11/25

人類滅亡と未来都市

朝から雨。日中も気温が上がらないまま夜になった。夕方退社して帰宅。鮭を焼いて、豚汁を作る。冷たい雨の日は豚汁だねえ。

夜の読書は「スーパー・カンヌ」(J.G.バラード著/小山太一訳/新潮社)など。バラードは昔、人類滅亡ものばかり書いていて、火責め、水責め、風責め(?)、結晶責め(?)、思い付く限りあらゆる方法で人類を滅亡させてきたが、晩年はこの「スーパー・カンヌ」、「コカイン・ナイト」や「殺す」など未来型都市が育む狂気に執着しているようだ。

2014/11/24

酣酣

私の日々の勤労に感謝する祝日。自堕落に猫と寝転がって、穏やかに「詩趣酣酣」(塚本邦雄著/北澤圖書出版)などを読む。

「酣酣」とは塚本邦雄によれば「酒をたしなんで心がのびのびするさま」あるいは「花の眞盛り」の意味だそうで、大変にけっこうな言葉である。でも聞いたことないよなあ、と思いつつ字書を引いて、「今や宴たけなわ」などと言うときの「たけなわ」が「酣」の訓読みだと知り、己の無知を恥じる。この場合には、花の盛りの方の意味だろう。

2014/11/23

日曜日

ヨーグルト、珈琲、蜜柑。しめじとブロッコリのアーリオオーリオ、白ワインを一杯だけ。珈琲、パン・オ・ショコラ。塩鮭、焼き海苔、しらす、卵かけ御飯、蕪の葉の味噌汁。

「大格差」(T.コーエン著/池村千秋訳/NTT出版)。「スーパー・カンヌ」(J.G.バラード著/小山太一訳/新潮社)。

2014/11/22

土曜日

ヨーグルト、珈琲。塩豚のカルボナーラ、白ワインを一杯だけ。パン・オ・ショコラ、珈琲。ベーコンエッグ、蒸しブロッコリ、御飯、長葱の味噌汁。蜜柑。

「大格差」(T.コーエン著/池村千秋訳/NTT出版)。「オズワルド叔父さん」(R.ダール著/田村隆一訳/ハヤカワ文庫)。

2014/11/21

週末

今日は晴天。昨日ほどの寒さではない。昨日は勘違いしていたが、今日こそ週末金曜日。

夕方退社して帰宅。仕込んでおいた塩豚を使って、豆腐と沢山の長葱で塩鍋。ビールを少々。あとは卵雑炊。

夜の読書は「オズワルド叔父さん」(R.ダール著/田村隆一訳/ハヤカワ文庫)。こういう馬鹿なホラ話には癒されるなあ。

2014/11/20

冬来たる

ようやく冬らしい寒さの一日。今期初マフラー、初コート。それはさておき、今週は色々イレギュラーなことがあったので、今日が金曜日だとついさっきまで思い込んでいた。うっかり明日から自主四連休に入ってしまうところで危なかった。

雨の中を夕方帰宅。夕食は、鶏腿肉の漬け焼き、焼き海苔、卵かけ御飯、豆腐と長葱の味噌汁。白ワインを一杯だけ。

2014/11/19

静かな一日

渋谷ヒカリエの今日のブース担当は交代してもらい、オフィスへ出勤。ヒカリエに二人、研究会に一人、風邪に一人とられているので、静かな一日。

帰宅して風呂に入ってから夕食の支度。仕込んでおいた塩豚を使って、鍋焼饂飩。白ワインを一杯だけ。

夜の読書は「オズワルド叔父さん」(R.ダール著/田村隆一訳/ハヤカワ文庫)。


2014/11/18

TechCrunch Tokyo 2014

朝から渋谷ヒカリエへ。普段、黴臭い神保町で暮しているので、何もかもが眩しい。

初日メモ。その1「某 GMO 社が薄い本を配っていた」。その2「某 MS 社のタブレットの説明を熱心に聞いたら Fire-King マグをくれた("Surface" ロゴ入り)」。その3「M 社もプレスを打った上でデモブースを出しています」。

2014/11/17

小鍋仕立て

朝は晴天。まだ寒いと言うよりは爽やかな気候。

昼休みの神保町散歩で、「オズワルド叔父さん」(R.ダール著/田村隆一訳/ハヤカワ文庫)、「二人のサード子爵」(B.デナム著/加地美知子訳/ハヤカワ・ミステリ 1487)などを買う。

夕方退社して帰宅。風呂に入ってから夕食の支度。鶏腿肉と長葱と豆腐の小鍋を柚子胡椒で。あとは卵雑炊。

2014/11/16

日曜日

ヨーグルト、珈琲。紫玉葱とブロッコリーのサラダ、焼き餃子、偽ビール。豆腐と鶏腿肉の小鍋で白ワインを一杯だけ、卵かけ御飯と焼き海苔、蕪の葉の味噌汁。

「スーパー・カンヌ」(J.G.バラード著/小山太一訳/新潮社)。「ミステリー風味 グルメの世界」(西尾忠久著/東京書籍)。

2014/11/15

土曜日

ヨーグルト、ベーコンエッグ、マカロニサラダ、御飯、韮の味噌汁、珈琲。南京のポタージュ、鴨とフォワグラのパテ、フィッシュ&チップス、杏のケーキ、珈琲。卵とじ饂飩(豚肉、韮、薩摩揚げ)、白ワインを少し。

「夏目漱石全集8」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「道草」、読了。毎日、二、三章ずつ読んでいたので随分と時間がかかった。次はいよいよ未完の大長編、「明暗」。「探偵小説」(ボワロ=ナルスジャック著/篠田勝英訳/文庫クセジュ)、「呪い」(ボワロ=ナルスジャック著/大久保和郎訳/創元推理文庫)も読了。

2014/11/14

薩摩揚げ

ようやく週末にたどり着いた。帰宅して、安物の南アフリカ産白ワインで猫の瞳に乾杯。マカロニサラダ、薩摩揚げ、焼き餃子。薩摩揚げは何と言っても揚げ立てがうまいのだが、なかなかそうもいかないのが独り身の悲しさ、猫は薩摩揚げを作って私の帰りを待っていてくれたりはしないのである。それどころか、自分にもくれ、と分け前を要求したりするのだ。ひどすぎる。

2014/11/13

Perfect!

海外の銀行口座を解約するため、英国領の謎の島に本人確認の電話をかける。今回の担当女性は、私が何か答えるたびに "Perfect." と言うのが口癖だったもので、話しているうちにこちらにも伝染し、最後にはお互いを "Perfect!" と讃えあって電話を切った。

帰宅して風呂。湯船の読書は「誰でもない男の裁判」(A.H.Z.カー著/田中融二他訳/晶文社)より「ティモシー・マークルの選択」、「姓名判断殺人事件」。夕食の支度。キャベツとベーコンの炒めもの、目玉焼き、御飯、豚汁。冬は豚汁だねえ……。食後に蜜柑を一つ。

夜の読書は、「呪い」(ボワロ=ナルスジャック著/大久保和郎訳/創元推理文庫)。

2014/11/12

吉例顔見世

早く退社して、歌舞伎座へ。十一月「吉例顔見世大歌舞伎」の夜の部を観劇。「鈴ヶ森」、「勧進帳」、「義経千本桜(すし屋)」。顔見世とは言えあまりに定番過ぎるような気はするが、染五郎の弁慶は初役だし、菊五郎のいがみの権太はちょっと観たいなと。幕間の食事はすしと生ビールにしよう。よしよし。

歌舞伎の「顔見世」と言うと京都の南座が有名なので年末の風物詩という気がするが、江戸時代には歌舞伎俳優の契約期間は十一月から翌年十月までの年単位だったそうで、その意味では十一月こそ正しく顔見世舞台の月ということになるのかも。

2014/11/11

火曜日

今日は一気に気温が下がったが、それでもまだ寒いというほどではない。

午後は外でミーティングがあったので終了後そのまま帰宅。風呂に入ってから夕食の支度。鶏腿肉、豆腐、春菊、春雨の鍋。冷酒を五勺。あとは饂飩。雑炊もよいが饂飩もまたよし。

夜の読書は「探偵小説」(ボワロ=ナルスジャック著/篠田勝英訳/文庫クセジュ)、「呪い」(ボワロ=ナルスジャック著/大久保和郎訳/創元推理文庫)。

2014/11/10

「トライアル&エラー」

快晴。昼休みの神保町散歩で「探偵小説」(ボワロ=ナルスジャック著/篠田勝英訳/文庫クセジュ)を買う。

夕方退社して帰宅。鶏腿肉のぶつ切りと実家産の白菜と春菊で水炊き鍋。あとは雑炊(卵と浅葱)。冷酒を五勺。うまうま。

「トライアル&エラー」(A.バークリー著/鮎川信夫訳/創元推理文庫)、読了。昔読んだときよりはずっと感心した。非常に巧妙。これが厳密に主人公の三人称一視点から書き切られていたならば、ミステリー史上ベストテン級の傑作になっていたかもしれない。でもそうすると、この微妙で皮肉なユーモアは表現できずに、ただ巧妙なだけの作品に終わったかもしれない。難しいものだ。

ところで、この作品の題名は新しい版では「試行錯誤」と翻訳されている。内容からして「トライアル」と「エラー」でないといけないような気もするが、「試行錯誤」の慣用句でもあるし、これまた難しいものである。

2014/11/09

日曜日

珈琲、ヨーグルト、蜜柑、焼き芋。焼き餃子、ビール、サッポロ一番味噌ラーメン(ブロッコリ、キャベツ、卵)。豚肉の生姜焼き、キャベツの千切り、マカロニサラダ、御飯、韮の味噌汁。

「金融工学」(木島正明著/日経文庫)。「トライアル&エラー」(A.バークリー著/鮎川信夫訳/創元推理文庫)。「誰でもない男の裁判」(A.H.Z.カー著/田中融二他訳/晶文社)より「市庁舎の殺人」。「日本探偵小説全集10 坂口安吾集」(創元推理文庫)所収の「明治開化 安吾捕物帳」より「トンビ男」。

2014/11/08

土曜日

珈琲、ヨーグルト、柿、蜜柑。里芋サラダ、白菜の浅漬、長芋のとろろ御飯、落とし卵と葱の味噌汁。いただきものの鳴門金時で焼き芋。実家の畑で採れた白菜でピエンロー、冷酒を少々、そのあとは雑炊(浅葱)。

「北村薫の創作表現講義」(北村薫著/新潮社)。「トライアル&エラー」(A.バークリー著/鮎川信夫訳/創元推理文庫)。「誰でもない男の裁判」(A.H.Z.カー著/田中融二他訳/晶文社)より「市庁舎の殺人」。

2014/11/07

立冬

四時牢落シテ三分減ジヌ。とは言え、久しぶりに快晴で、まだ寒さを感じず。

帰宅。湯船の読書は「誰でもない男の裁判」(A.H.Z.カー著/田中融二他訳/晶文社)より「猫探し」。どうやらこのカーは猫好きらしい。風呂上がりに、ギネスを一杯。おともは、里芋サラダと帰り道で買った焼き餃子。週末のささやかな幸せ。

2014/11/06

安吾のカタカナ

今日も一日ずっと曇り空。

帰宅して風呂に入ってから夕食の支度。秋刀魚の生姜煮、里芋サラダ、長芋とろろ御飯、韮の味噌汁。いただきものの柿を一つ。となりの客は良く柿食う客だ。

夜の読書は「日本探偵小説全集10 坂口安吾集」(創元推理文庫)より「不連続殺人事件」など。安吾の変なカタカナ使いはどうにかならないものか。「ヤッコ豆腐」や「鯉のアライ」くらいなら許せるが、「ローたけき聖処女」にはさすがに驚いた。

他に、「誰でもない男の裁判」(A.H.Z.カー著/田中融二他訳/晶文社)より表題作、「漱石全集8」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「道草」。

2014/11/05

曇り空

曇り空。老猫と一椀のヨーグルトを分け合い、人生(と猫生)って何かにゃあ、と語り合う朝。猫にはキャットフード、自分にはいつもの納豆目刺し糠漬定食と珈琲。

帰宅して風呂に入ってから夕食の支度。秋刀魚の生姜煮で赤ワインを一杯だけ。のち、隠元の胡麻和え、白菜の浅漬、筑前煮、御飯、キャベツの味噌汁。蜜柑を一つ。

夜の読書は「日本探偵小説全集10 坂口安吾集」(創元推理文庫)より「不連続殺人事件」など。

2014/11/04

追い酢橘

週末の立冬に向けて少しずつは気温が下がっているようだ。

帰宅して風呂に入ってから夕食の支度。今期初、水炊き鍋。鶏肉、実家の畑で採れた白菜と春菊、春雨。いただきものの酢橘で作ったポン酢に追い酢橘。冷酒を五勺。鍋のあとは饂飩にした。饂飩にも追い酢橘。鍋はいいねぇ。

夜の読書は、「女の顔を覆え」(P.D.ジェイムズ著/山室まりあ訳/ハヤカワ・ミステリ 1281) 、「誰でもない男の裁判」(A.H.Z.カー著/田中融二他訳/晶文社)より表題作。

2014/11/03

月曜日(祝)

ヨーグルト、納豆(茗荷、昆布、細葱)、目刺し、胡瓜の糠漬、しめじと細葱の味噌汁、珈琲。アボカドバーガー、フライドポテト、ビール。五目豆、秋刀魚の生姜煮、長芋のとろろ御飯、油揚げと細葱の味噌汁、いただきものの柿を一つ。

「女の顔を覆え」(P.D.ジェイムズ著/山室まりあ訳/ハヤカワ・ミステリ 1281) 。「誰でもない男の裁判」(A.H.Z.カー著/田中融二他訳/晶文社)より「虎よ!虎よ!」。

2014/11/02

日曜日

珈琲、ヨーグルト、紅玉。筑前煮、稲荷寿司、紅生姜、冷酒を一合。稲荷鮨の残り、隠元の胡麻和え、秋刀魚の生姜煮、落とし玉子と細葱の澄まし汁、蜜柑。

「女の顔を覆え」(P.D.ジェイムズ著/山室まりあ訳/ハヤカワ・ミステリ 1281)。「誰でもない男の裁判」(A.H.Z.カー著/田中融二他訳/晶文社)より「黒い子猫」。

2014/11/01

黒い白鳥

午前は定例のデリバティブ研究部会自主ゼミとその後のランチ。今日は、私の昔の教え子で今は出版社に勤めている O 君が見学に来てくれた。

珈琲、ヨーグルト、紅玉一つ。壬生菜とベーコンのトマトソースのスパゲティ。グリーンカレー、巨峰と蜜柑、チーズとオリーヴのオリーヴオイル漬け、赤ワイン。

「黒い白鳥」(鮎川哲也著/角川文庫)、読了。時刻表トリック的なものが好きでないこともあって敬遠していた鮎川哲也の作品を、最近集中的に読んでいた。個人的にはこの作品がベスト。おそらく、私のミステリーの好みがいわゆる「モダーン・ディテクティヴ」的なのに対し、鮎川哲也は基本的にクラシックな本格派であって、たまたまこの作品にはモダンな風味があることによるのだろう。

例えば、最後に登場人物の一人と鬼貫警部のそれぞれが、なぜ事件の真相に気付いたかを明かすところや、東京と地方の差を丁寧に書き込んでおく周到さなどである。つまり、犯人がしかけるトリックではなくて、作者がしかけるトリックあるいはツイストが冴えている。