「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2015/12/05

芝居納め

朝は定例のデリバティブ研究部会自主ゼミ。そのあとの参加メンバとのランチ。神保町で所用を片付けて、喫茶店で一服してから、東銀座へ。歌舞伎座にて「十二月大歌舞伎」夜の部を観劇。これが今年の芝居納め。

「妹背山婦女庭訓」より「杉酒屋」、「道行恋苧環」、「三笠山御殿」の段。大化の改新の話なのに皆お江戸風スタイルという歌舞伎らしい演目。お三輪に七之助(前二つの段)と玉三郎(最後の段)、折求女(実ハ藤原淡海)に松也、橘姫に児太郎など。玉三郎と言えども、お三輪のような初々しい娘役はそろそろ厳しいかもなあ、しかも七之助とダブルキャストでは……と思ったが、さすがに立派なものだった。でも、ちょっと立派過ぎるのではないか、という気も。