「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2015/05/31

鮎の姿握り

ああ良く寝た。ヨーグルト、グレープフルーツ、珈琲だけの休日向け簡単な朝食。風呂に入ったりしてから、のんびり昼食の支度。蚕豆を茹で、他に塩鯖で冷酒を少々。そのあと、昨日から仕込んでおいた鮎で鮎の姿握り。

午後も読書と家事。「思考の技法」(D.C.デネット著/阿部文彦・木島泰三訳/青土社)、「暴走」(D.フランシス著/菊池光訳/ハヤカワ・ミステリ 1226)。

夕食の支度。ブロッコリと海老の炒め物、塩鮭、茄子の塩揉み、豆御飯、葱と大根と油揚げの味噌汁。


2015/05/30

土曜好日

休日仕様の簡単な朝食のあと、洗濯ものをして、家事を少々。朝風呂に入って、湯船で昼食と夕食の計画を練る。近所のスーパーに買い出し。

買ってきた鮎を腹開きにして骨をとり塩をしてから、昼食の支度。昼食は、ちりめんじゃこ入りの大根おろしに自家製ポン酢、塩鮭、鶏と牛蒡の炊込みご飯、三葉の味噌汁。食後しばらく横になってのち、鮎を生酢に漬け、そのあとは読書などしてのんびり。「薔薇は死を夢見る」(R.ヒル著/嵯峨静江訳/ハヤカワ・ミステリ 1459)。

夕方またお風呂に入ってから、夕食の支度。ついでに、鮎を酢から上げておく。滋養のあるものをと思って、出来合いの鰻の蒲焼を使って、柳川鍋。のち、茗荷の塩揉みの混ぜ御飯でだし茶漬。

「薔薇は死を夢見る」、読了。ううむ、これはかなり思い切った趣向の作品だな。

2015/05/29

鮨と冷酒

今日は湿度が高く、蒸し暑い一日。

今日が期限の提出物や、決断しなくていけないことが色々とあったので、静かながらも緊張した一日。夕方退社して、帰り道で握り鮨を買って帰宅。夕食は、お土産の鮨と冷酒を一合ほど。

久しぶりに酒がうまいと思う。結局、風邪が抜け切るのに丸二週間かかってしまった。この土日は何の予定もないので、自宅でゆっくり静養して、心と身体を労りたい。そして来週からまた頑張ろう。

2015/05/28

歓迎会

今日は昨日ほど気温が上がらないものの、蒸し暑くて夏めいた気候。

出社して、講演のスライドを作ったり、地味な仕事を黙々とこなす静かな一日。夜はオフィスのコモンルームで弊社の歓迎会。親会社の関連部署が開いてくれたもの。ありがたし。

白金台にオフィスを引越して一ヶ月が過ぎ、ようやく慣れてきたところ。白金台は、本屋がないのと、ランチの選択肢に乏しいのが欠点。週に一回は弁当作りを休むためにランチを外食にするのだが、あちこちの店を探検するのも面倒で、結局は駅前の研究所の生協食堂に落ち着いてしまう。

そうそう、明日はオフィスの近くに「ドン・○ホーテ」のプラチナ的な高級店(?)が開店するらしい。店のコンセプトに矛盾しているような気がするのだが。

2015/05/27

真夏日

真夏日とは……苦手な季節がやってきたなあ。

最近、通勤電車での読書は「ビギナーズ・クラシックス 源氏物語」(紫式部・角川書店編/角川ソフィア文庫)。ついこの前、源氏物語テーマのクロスワードパズルを解いたから、というだけの理由なのだが、目標は高く、このあとは谷崎訳全五巻を読み、さらにそのあと原文付き玉上訳全十巻を読むという遠大な計画。

夕方退社したのち散髪をして、近くのハンバーガーショップでハンバーガーと生ビールの夕食。ダイジェスト版源氏物語を「絵合(えあわせ)」まで読んだ。

2015/05/26

歌舞伎座タワーで勉強会

今日の東京の気温は 30 度近くまで上がるそうだ。夏到来か……

夜は歌舞伎座タワーへ。歌舞伎座へは毎月のように行っているが、歌舞伎座タワーの上の方に行くのは初めて。D 社のセミナールームで定期的に開催されている機械学習の勉強会に参加。今日はたまたま知り合いの F さんがスピーカなので、参加してみた。

D 社って歌舞伎座タワーに本社があったんだなあ。

2015/05/25

社長の仕事

月曜日だ。まだ微かに風邪が残っていて低調な月曜日の朝、何とかいつもの納豆定食を作り、朝食を済ませ、鶏と牛蒡の炊込みご飯の残りを弁当に詰めて出勤。

今日も色々なことを心配したり、判子を押したりしているうちに一日が過ぎ、夕方退社。スーパーで小海老の唐揚げを買い、花屋で薔薇を買って、帰宅。花を生けてからお風呂。湯上がりに、小海老でビール。うまい。のち、伊丹十三流の親子丼。もう百回は作っている料理で、自分としても既に完成に至ったと自負している。他に、作り置き惣菜として、牛蒡と人参のきんぴらを作る。

2015/05/24

幕の内弁当談義

日本酒一合と幕の内弁当を買ってから、歌舞伎座へ。「團菊祭五月大歌舞伎」、昼の部。「摂州合邦辻」と「天一坊大岡政談」。菊之助の玉手御前が良かった。

昨夜、観劇の気分を盛り上げるために「歌舞伎はともだち 入門編」(ペヨトル工房)を手にとって、「お弁当合戦」のところを読んでいた影響もあり、今日の幕の内は「辨松」。

関西人の好みからすると、「辨松」のような東京の老舗の幕の内弁当は何もかもが甘辛くて、野暮ったい。しかし、幕の内はそれでいいのではないか、という気がして、良く買ってしまう。もちろん、「辻留」や「和久傳」の方が遥かに美味しいが(値段も高いけど)、芝居小屋の雰囲気にあわないのでは、と。

でも、仕出し屋や料亭に詰めさせた重箱を持っていくというアイデアには、ちょっとぐっとくるものがある。観劇は、芝居小屋ムードに寄るか、あるいはお大尽コースを選ぶか、どちらかに振り切った方が雰囲気がでる、ということかも知れない。

2015/05/23

予習

ああ良く寝た。珈琲、ヨーグルト、グレープフルーツの簡単な朝食のあと洗濯をしてから、定例のデリバティブ研究部会自主ゼミに出かける。Malliavin 解析速成コースのつづき。ゼミ後のランチは四川料理屋。八寶茶がおしゃれ。

帰宅して一時間ほど昼寝。のち、普段なら日曜日にまとめて片付けている家事のあれこれ。明日の日曜日は歌舞伎座に遊びに行く予定なので。

夕食は冷奴(生姜、葱、鰹節)、塩鯖の酒焼きに大根おろし、船場汁、御飯。冷酒を一合ほど。夜は歌舞伎の予習などして気分を盛り上げる。

2015/05/22

じゃがいもとビール

ようやく風邪が抜け切りそうだが、もう少し。結局、体調不良のままの一週間だったが、何とか週末にたどりついた。

夕方退社。神保町で途中下車して、カレー屋にて一人で一週間の反省会。とにかく風邪をひいてはいけない。と思うものの、J.アッカーマンの「かぜの科学」によれば、風邪感染を防ぐ方法は現実的にはほとんどないらしいのだが。

続いてカフェに立ち寄り、珈琲豆を買うついでに珈琲を飲みながら、「薔薇は死を夢見る」(R.ヒル著/嵯峨静江訳/ハヤカワ・ミステリ 1459)を読む。

2015/05/21

小満

まだ、本調子ではないが、爽やかな気候に助けられて、まあまあの感じで出社できている。しかし、家事がおろそかになっていて、今朝も朝食はヨーグルト、果物、珈琲などの簡単なもので済ませてしまったし、弁当も作れなかった。

夕方早めに退社して、スーパーで食材を買って帰宅。冷奴(葱、生姜、鰹節)、鰹のおつくり、鰹の残りで簡単散らしと、落とし卵の澄まし汁。ようやく食べ物が美味しくなってきた気がする。

夜の読書は「思考の技法」(D.C.デネット著/阿部文彦・木島泰三訳/青土社)、「薔薇は死を夢見る」(R.ヒル著/嵯峨静江訳/ハヤカワ・ミステリ 1459)。

2015/05/20

意識とは

どうも風邪が抜け切らない。意欲も知能も普段の半分くらいの気がする。今週は低調ながらも無事乗り切ることを目標にした方が良さそう。

夜の読書は「思考の技法」(D.C.デネット著/阿部文彦・木島泰三訳/青土社)、「薔薇は死を夢見る」(R.ヒル著/嵯峨静江訳/ハヤカワ・ミステリ 1459)。「思考の技法」は楽しみにしていた「意識」の問題についての部に入った。最初の章では、意識とは「山の頂上ではなく山全体かも知れない」と「テレビよりもむしろ世間の評判によく似ているかも知れない」という二つのカウンターイメージが提出されている。

2015/05/19

会議デー

なかなか風邪が抜けないなあ。午後からは、たまたまスケジュールが集中して、ずっとミーティングが続き、夕方退社。帰宅して夕食の支度。鯛の昆布締め、卵焼きで冷酒を五勺。のち、御飯と豚汁。

夜の読書は「薔薇は死を夢見る」(R.ヒル著/嵯峨静江訳/ハヤカワ・ミステリ 1459)、「思考の技法」(D.C.デネット著/阿部文彦・木島泰三訳/青土社)など。

2015/05/18

月曜日

さて、また月曜日だ。まだ鼻声に風邪が残っているが、ほぼ完治した。しかし、朝食やお弁当を作る元気はなく、ヨーグルトや珈琲だけの簡単な朝食を済ませて、いつもより少し遅い出勤。そして早めの昼食はオフィスの近所の台湾料理屋にて。やや低調ながら、何とか一日オフィスで過す。

夕方少し早めに退社。帰り道のスーパーで食材を買い求め、帰宅。お風呂に入ってから夕食の支度。鯛のおつくりで冷酒を五勺。冊の残りは昆布締めにしておく。のち、だし巻き卵、豚汁、御飯。この豚汁で風邪を吹き払い、明日の「会議デー」に備えたい。

2015/05/17

風邪の読書3「高慢と偏見」

かなり症状が改善したが、まだ微熱と咳が残っている。通常、日曜日にほとんどの家事を片付けるのだが、洗濯をしたのみ。冷蔵庫もほぼ空だが、残り物と保存食品で今日のところはしのいだ。

ほとんどの時間は寝床で読書。「高慢と偏見」(J.オースティン著/阿部知二訳/河出文庫)、読了。私が言うまでもないが天才的作品である。病気で寝付きでもしないと、長編小説を中断することなくじっくり読む機会がないので、たまに風邪をひくのは良いことかも知れない。

そう思うと、中断することなくじっくり読みたい、いや私の虚栄から「読み返したい」と強調したいところだが、小説や本は色々ある。そのためには風邪くらいでは時間が足らず、もっと重病が必要だ。とすると、かつての結核患者のようにサナトリウムで余生を過すというのは不幸どころか僥倖としか思えない。そもそもなぜ、病気のときにしかゆとりがないのだろうか。私には幸か不幸か扶養家族がないので、生活のために働く必要はほとんどないのに。働いているのはおそらく、私自身の高慢や偏見のせいだ。

不治の病で病院暮らしをしたいなどと馬鹿なことを思う以上、私は仕事が、いやそもそも積極的な活動自体が全て、好きではないのだろう。IT業界やスタートアップの世界にいると、ネット接続したスマート靴下で世界を変えたい、西海岸に挑戦だ、みたいなことを瞳をきらきらさせながら言う善男善女によく出会うのだが、コーラの飲み過ぎで頭がどうかしているのか、よほど気の毒な生い立ちで心が歪んでしまったのだろう、としか、今日の私には思えない。

人間は皆、サナトリウムに入って余生を「白鯨」か「源氏物語」か何か読んで過すべきだ。そうして人類があと一世代で滅びたところで何の問題があるのだろうか。今日はかなり時間を使って真剣に考えてみたが、やはり誰にとっても何の問題もない。むしろ宇宙史的には、生命の真実に到達した種と見做されるのではないか。

すみません。風邪で心が弱ってるんです。ジョブスでもそういう弱気な時はあったはず、あったはず。明日からはまた零細IT企業社長としてがんばります。

2015/05/16

風邪の読書2

相変わらず、鼻水と熱が続いている。寝台で読書の一日。

「慈善院長」(A.トロロープ著/木下善貞訳/開文社出版)、読了。思いがけなくも、非常に面白かった。もしこのシリーズ六篇の残りを持っていたら続けて読破していたかも。次も、「かぜの科学 — もっとも身近な病の生態」(J.アッカーマン著/鍛原多惠子訳/早川書房)の「推薦図書」アドバイスに従い、「高慢と偏見」(J.オースティン著/阿部知二訳/河出文庫)を読み始める。

2015/05/15

風邪の読書

どうやら風邪をひいたらしく体調不良。早く退社して、帰宅。風呂に入ってから、温かいものを食べ、寝室で安静にする。思ったより重症のようだ。今日から週末の二日をかけてゆっくり自宅で静養すれば、月曜日には復帰できるだろうと信じているのだが。

寝床で「かぜの科学 — もっとも身近な病の生態」(J.アッカーマン著/鍛原多惠子訳/早川書房)を読んでいたのだが、その最後の付録「推薦図書」の「風邪をひいたときの定番」の最初にトロロープのパリサーもの六篇が挙げられている。そうか、トロロープは以前から一度読もう読もうと思っていながら未読になっていた、と思い、書架を探ったら、持っているのは別シリーズ(やはり六篇)の第一作「慈善院長」(木下善貞訳/開文社出版)だけだった。風邪でもひかない限り読むことはなさそうなので、アップルジュースをベッドサイドに置いて読み始めた。

2015/05/14

体調不良

今日は朝起きたときから体調がよくない。流石にちょっと疲れてきたかなあ……しかも今日も真夏日の予報。うんざりしながら出勤。しかし、今日は特に何の予定も入っていなかったので、自分のペースで仕事ができたのは良かった。

夕方早めに退社。帰宅して、風呂に入ってから夕食の支度。冷奴(大葉、茗荷、鰹節)、「怒りの蒟蒻」で冷酒を五勺。卵かけ御飯、菠薐草と油揚げの味噌汁。

夜は心静かに、「薔薇は死を夢見る」(レジナルド・ヒル著/嵯峨静江訳/ハヤカワ・ミステリ 1459)を読んだり。早く寝て、復調しよう。

2015/05/13

コンビーフ炒め

朝、寝台での古楽の一時を地震速報に邪魔されて起き出したら、今日はなんと真夏日になると言う。いよいよ大の苦手の夏が来る。

水曜日なのでお弁当作りを休んで、ランチはオフィスの近所の台湾料理屋にて。可もなく不可もない。そして、ちょっと高い。夕方早めに退社。神保町で途中下車して珈琲豆を買い、帰宅。

風呂に入ってから、夕食の支度。冷奴(大葉、茗荷、鰹節)、「怒りの蒟蒻」、筍と昆布と蕗の佃煮、御飯、刻み葱の味噌汁。御飯を炊いている間に、フィリピン料理らしいコンビーフ炒めを作っておき、あとでこれを肴に白ワインを少々。

昔、原宿のセントラル・アパートという建物に入っていたフィリピン料理屋「セントラル・カフェ」のメニューだったというコンビーフの炒め料理。刻んだ玉葱を炒めたところに、コンビーフを投入、しばらく炒め、そこに湯むきしたトマトのざく切りを入れて、水気がなくなるまでじっくり炒め、味を塩胡椒で整える。

レシピは大体分かっているのだが、何せ実物を味わったことはもちろん見たこともないので、これであっているのかどうか、さっぱり分からない。まったく違う料理になってしまっている可能性もあるのだが、美味しかった。ガーリックライスやフランスパンにもあう、とのこと。

2015/05/12

書評

朝から夕方までミーティング五連荘……けっこうこたえた。退社はかなり遅くなったが、夜の土砂降りが降る前に帰宅できたのは良かった。

先週末に買った芍薬があっという間に開き切ってしまったので、帰り道の花屋で白い薔薇を買い求める。帰宅して、夕食の支度。冷奴(茗荷、大葉、鰹節)、油揚げと菠薐草の軸の二杯酢和え、納豆巻と葱とろ巻、冷酒を一合。

今日発売の「数学セミナー」6月号(日本評論社)に、「確率と乱数」(杉田洋著/数学書房)の書評を書かせていただいた。光栄である。

2015/05/11

向附

また月曜日だ。黄金週間はもはや過去である。今週も頑張ろう。

夕方退社して、帰宅。古書店に注文していた「懐石傳書 向附」(辻嘉一著/婦人画報社)が届いた。千円程度。酒肴に網で焼いた油揚げと菠薐草の軸の二杯酢和えを作り、冷酒を飲みながら、解説図と写真を眺める幸せ。

さらに、だし巻き卵、鮭茶漬。三度三度のお食事を美味しくいただく。いつまで続くか分からない、いまこのときの幸せである。

2015/05/10

怒りの蒟蒻

昨夜食べ過ぎたので、朝食は野菜ジュースとヨーグルトだけ。風呂に入ってから、早めの昼食の支度。御飯を炊いている間に、筑前煮で赤ワインを飲みながら「骨折」(D.フランシス著/菊池光訳/ハヤカワ・ミステリ 1174)を読む。昼食は、鰯の生姜煮、胡瓜の三杯酢漬け、茄子の塩揉み、御飯、玉葱と刻み葱の味噌汁。

午後は読書と家事。「骨折」を読了。ディック・フランシスとレジナルド・ヒルを交互に読む作戦なので、次はヒルの「薔薇は死を夢見る」。食材の買い出しに行き、家事のあれこれ。

夕食。また豆御飯を炊いた。「怒りの蒟蒻」で冷酒を五勺。湯がいた蒟蒻を乾煎りするときにブリブリと音を立てて震えるのが、名前の理由とか。のち、塩鮭、茗荷の酢〆め、千切り大根と大葉の味噌汁で、豆御飯。

夜の読書は、「学問の進歩」(F.ベーコン著/服部英次郎・多田英次訳/岩波文庫)、「思考の技法」(D.C.デネット著/阿部文彦・木島泰三訳/青土社)。

2015/05/09

熟成肉

週末。午前中は定例のデリバティブ研究部会自主ゼミ。Malliavin 解析入門の超速成コース。ゼミ後のランチは、マルゲリータピザ風のフェデリーニ。

帰宅して昼寝、読書などしてのんびり過し、夕方から近くの熟成肉専門店で会食。肉も色々なのだなあ。

2015/05/08

お金と美

すぐに週末、というのは嬉しいものだなあ。

早めに退社して、渋谷の Bunkamura ミュージアムへ。「ボッティチェリとルネサンス — フィレンツェの富と美」を観る。ボッティチェリ自体も良かったが、お金についての展示のあれこれが興味深かった。

そのあと、すぐ前のカフェ・ドゥ・マゴでビールとクロックムッシュの夕食。

2015/05/07

一人静と二人静

久しぶりに出勤。

一日静かにオフィスで過す。昼休憩に近所の植物園を散歩。あまりに広過ぎて、休憩時間の間に周り切れない。今日は、入口の近くで一人静と二人静は本当に違う種類なのかどうか見比べているうちに時間が過ぎた。単に栄養状態がいいのが二人静なのでは……という疑惑を残したまま。

夕方早めに退社。意外に生産的な一日だった。今日明日の二日かけるつもりだった調べ物が済んだし、来週頭に出そうと思っていた雑用も終わった。

帰宅して風呂に入ってから夕食の支度。筍と蕗と昆布の煮物、鰯の生姜煮でワインを少々。のち、鮭茶漬に茄子の塩揉み。

「骨折」(D.フランシス著/菊池光訳/ハヤカワ・ミステリ 1174)、「学問の進歩」(F.ベーコン著/服部英次郎・多田英次訳/岩波文庫)、「思考の技法」(D.C.デネット著/阿部文彦・木島泰三訳/青土社)。

2015/05/06

五連休最終日

朝食は、林檎ジュース、ヨーグルト、納豆、目刺し、胡瓜の糠漬、御飯、スナップエンドウの味噌汁、珈琲。昼食はオニオンスライスのサラダ、レトルトのビーフカレー、赤ワインを一杯だけ。夕食は冷奴(茗荷、刻み葱、鰹節)、塩鮭の酒焼き、小松菜の胡麻和え、御飯、茄子の味噌汁。

「骨折」(D.フランシス著/菊池光訳/ハヤカワ・ミステリ 1174)、「学問の進歩」(F.ベーコン著/服部英次郎・多田英次訳/岩波文庫)、「思考の技法」(D.C.デネット著/阿部文彦・木島泰三訳/青土社)。

今日も何事もない好日だった。

2015/05/05

連休四日目

朝食はヨーグルト、アップルジュース、珈琲、納豆、目刺し、茄子の糠漬、御飯、大根千切りの味噌汁。昼食は茗荷の酢締め、筑前煮、赤ワインを一杯だけ、インスタントラーメン(卵、スナップエンドウ、刻み葱)。夕食は、しらす胡瓜もみ、冷奴(茗荷と鰹節)、鰯の生姜煮、白ワインを一杯だけ、実家産うすいえんどうの豆ごはん、母の手製の胡瓜の糠漬、スナップエンドウの味噌汁。

「骨折」(D.フランシス著/菊池光訳/ハヤカワ・ミステリ 1174)、「学問の進歩」(F.ベーコン著/服部英次郎・多田英次訳/岩波文庫)、「思考の技法」(D.C.デネット著/阿部文彦・木島泰三訳/青土社)。

某出版社の方から、翻訳権取得の候補になっている本をちょっと見て意見を聞かせてくれと頼まれたので、自分の読書の合間に目を通し始める。プロローグとイントロを読む限りではかなり面白そう。

2015/05/04

連休三日目

朝食は、林檎ジュース、ヨーグルト、納豆(大根葉、大葉)、目刺し、胡瓜もみ(しらす)、御飯、大根の千切りと刻み葱の味噌汁、珈琲。昼食は、稲荷寿司の残り、落とし卵の澄まし汁。夕食は、鰯の生姜煮、高野豆腐、小松菜の胡麻和え、御飯、豆腐と刻み葱の味噌汁。

「殺人のすすめ」(R.ヒル著/秋津知子訳/ハヤカワ・ミステリ 1356)、読了。「学問の進歩」(F.ベーコン著/服部英次郎・多田英次訳/岩波文庫)、「思考の技法」(D.C.デネット著/阿部文彦・木島泰三訳/青土社)。

午後のイベント。お誘いを受けて、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 2015 へ。邦楽アンサンブルなどを聴く。

2015/05/03

連休二日目

朝食はアップルジュース、ヨーグルト、珈琲だけ。昼食は、宅急便で送られてきた母手製の海苔巻と稲荷寿司に、ワインを一杯だけ。夕食はネットワークインフラ屋の N さんと銀座の某バーにて、天麩羅の会。

「思考の技法」(D.C.デネット著/阿部文彦・木島泰三訳/青土社)、「殺人のすすめ」(R.ヒル著/秋津知子訳/ハヤカワ・ミステリ 1356)、「学問の進歩」(F.ベーコン著/服部英次郎・多田英次訳/岩波文庫)。

2015/05/02

連休初日

朝昼兼食。薩摩揚げの網焼き、胡瓜もみにしらす、鯖の酒焼き。ワインを一杯だけ。のち、しらすカルボナーラ。

夕食。冷奴(刻み葱、鰹節)、鯵のたたき、鯵の刺身で冷酒を一合。のち、鯵のだし茶漬。

今日の読書。「思考の技法」(D.C.デネット著/阿部文彦・木島泰三訳/青土社)、「殺人のすすめ」(R.ヒル著/秋津知子訳/ハヤカワ・ミステリ 1356)、「学問の進歩」(F.ベーコン著/服部英次郎・多田英次訳/岩波文庫)。

2015/05/01

五連休前

やれやれ今週も何とか生き延びた、と帰り道の花屋で薔薇を買いきて、風呂上がりにおみやげの握り鮨でビールを飲みながら猫と親しむ。

明日からはカレンダー通りに五連休。一つ会食の約束がある以外には何の予定もない。素晴しい。読みたい本数冊と出版社に読むよう依頼された本一冊が積読されているのを、ゆっくりと楽しみたい。