「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2017/03/06

ロスマク

朝からバルコニーのタイル撤去作業。晝間は働いてゐるので、朝に時間を盗んで小分けにやるしかない。あと數日で片付けられるかなあ……と思ひつつ、今日も腰弁で出社する丈夫なだけが取り柄の愉快なアラフィフ男子だつた。

夕方退社。古本屋に注文した「縞模様の霊柩車」(R.マクドナルド著/小笠原豊樹訳/ハヤカワ・ミステリ文庫)が届いてゐた。マーガレット・ミラーを讀んだついでに、「さう言へば、ロスマクだつて『さむけ』くらゐしか讀んでないぞ」と思つたので。新刊が品切れになつてゐることに驚きつつも、古本屋で購入。ちなみに「ウィチャリー家の女」も品切れだつた。ロス・マクドナルドですら「さむけ」以外の代表作は品切れと言ふ事態に、無常感。しかし自分だつて「さむけ」しか讀んでゐなかつたので、文句を言へる筋合ひではない。

「縞模様」は週末に一気に讀む予定。早く週末にならないかなあ……と思ひつつ、湯船で "Too Many Clients" (R.Stout / Bantam)の續きを讀む。